軽トラックの中でも人気の高い「ハイゼット」。
仕事用のイメージが強いですが、カスタムをしてかっこいい外観に変えることもできます。
ここでは、軽トラらしい荷台を自作カスタムする方法を解説します。
軽トラック「ハイゼット」の魅力
日本で販売されている軽トラックは以下の3種類です。
- ダイハツの「ハイゼット」
- スズキの「キャリイ」
- ホンダ「アクティトラック」
ここでは、3車種の特徴とハイゼットの魅力を解説します。
ハイゼットとキャリイ、アクティの違い
ハイゼットとキャリイの2車種は、キャブ(キャビン)の下にエンジンを持ちますが、アクティは荷台の下にエンジンがあります。そのため、アクティは車内に聞こえるエンジン音が比較的小さいのが特徴です。
ハイゼットは特に乗り心地に力を入れており、シートの座り心地やリクライニング機能を充実させています。
そのため、ハイゼットをより使いやすくカスタムするだけでなく、乗用車としてのカスタムも人気です。
一方のキャリイもハイゼットと並ぶ人気ですが、どちらかと言うと農道を走りやすく操作性を重視してる点で異なります。
ハイゼットトラックとハイゼットジャンボの違い
ハイゼットとハイゼットジャンボの違いは、キャブの広さです。
軽トラックの全長は法律で決められているため、キャブが広くなると必然的に荷台は狭くなります。
ハイゼットトラックの荷台のフロア長は2,030mm、ジャンボでは1,990mmです。
ハイゼットジャンボの方が荷台フロアの長さは短いですが、その分シートの後に270㎜のスペースがあります。
キャブが広いので、ハイゼットトラックよりもハイゼットジャンボの方が乗り心地がよく、仕事以外の用途にも使いやすい車です。また、ハイゼットにはデッキバンという車種もあります。
こちらは軽トラックではありませんが、オープンデッキの付いた4人乗りの軽自動車です。
ハイゼット・ハイゼットジャンボの荷台を自作カスタムする方法
ハイゼットはカスタムをすることで、さらに使い勝手をよくできます。
手軽にできる自作カスタムの方法を解説します。
幌(ほろ)を取り付ける
軽トラックの自作カスタムと言えば幌です。ハイゼットやハイゼットジャンボの荷台に幌を取り付けることで、荷台の荷物を保護できます。
ダイハツから純正キットが販売されており、後部がスライド式になっているタイプや天井以外を開放できるウイングタイプの幌もあります。
また、軽トラック専用パーツブランド、ハードカーゴからも幌が販売中です。こちらは三方向から開くことができ、ハイゼットの荷台で車中泊もできます。
ハイゼットでキャンプなどのアウトドアを楽しみたい人におすすめのカスタムです。
トノカバーを付ける
ハイゼットの荷台に積んだ荷物を保護するなら、トノカバーの自作がおすすめです。
トノカバーとは、荷台を保護するハードカバーのこと。
トノカバーは軽量な木材で自作できるので、初心者でもカスタムしやすいのです。
ホームセンターで買った木材に色を塗れば、オリジナルの自作トノカバーになります。
ハイゼットの荷台にコンテナを取り付ける
ハイゼットの荷台にはコンテナを取り付けることも可能です。
鍵付きのコンテナなら、大事な荷物をしっかり守れます。
あおりのカスタムする!積荷落ち防止
あおりとは、積荷が落ちないように荷台の側面と後ろについているパーツです。
あおりはハイゼットの側面を飾るため、カスタムするとオリジナリティを出せます。
アルミ製のプロテクターを付けるだけで、雰囲気を変えることができます。
ハイゼットの荷台を延長
カスタムパーツを使って、ハイゼットの荷台を延長することも可能です。
特にハイゼットジャンボは荷台が狭いので、延長パーツを使うとより広く荷台を使えます。
ハードカーゴでは荷台を30㎝延長できるハイゼット専用パーツを販売しており、背面のあおりに自分で取り付けることができます。
ハイゼットとハイゼットジャンボのおすすめカスタム
ハイゼットやハイゼットジャンボは荷台だけでなく、内装やフロントのカスタムもおすすめです。
仕事用の軽トラックの顔を変えたいなら、エアロパーツを取り付けることもできます。
バッテリカバー
初心者が自作カスタムをするなら、バッテリーカバーを変えるのもおすすめです。通販でハイゼット用のバッテリーカバーを購入して、自分で取り付けられます。
内装
ハイゼットジャンボは、乗り心地に優れた軽トラックです。
内装のカスタムをして、より車内を快適にすることも可能です。
ハンドルカバーを付けるだけでも、キャブ内の雰囲気を変えられます。
エアロパーツ
軽トラックのカスタムの定番、エアロパーツもハイゼットに付けることができます。
エアロパーツを付ければ、ハイゼットの顔をがらりと変えることも可能です。
ハイゼットの荷台をもっとカスタムしたいならプロにおまかせ
ここでは、ハイゼットとハイゼットジャンボの自作カスタム方法を説明しました。
軽トラック用カスタムパーツは通販でも手に入れやすく、初心者でもハイゼットを自作カスタムできます。
ただし自作カスタムには失敗して車を損傷したり、上手くカスタムできないというデメリットがあります。
ただし、エアロパーツを取り付けたり車高調を変えたりするカスタムでは、ハイゼットの全体バランスを考えてカスタムしてくれるプロに頼みましょう。